People人を知る

クリエイティブは、データで導ける。
データの先にあるデザイナーの価値。

K.H.広告代理事業部
クリエイティブコンサルタント
2022年入社

Profile

入社前

美術大学から、webデザインの会社に就職。
5年間webデザイナーとして、コンビニ・金融を中心としたデザインを経験。

入社後

2022年に、自身の意志を尊重してくれる社風に惹かれNo.ホールディングスに入社。クリエイティブチームへ配属後、主にバナー制作・LP制作に携わる。

必要とされるのは、
考察のできるデザイナー。

ナンバーに入社して驚いたのは、クリエイティブにもマーケター同様の考察が求められることです。仕事の流れとしては、課題抽出や仮説の設定、訴求軸の整理なんかもクリエイティブチームで行い、日々、広告のデザインをしています。自社の効果が出ている広告とそうでないものを抽出し、競合他社のコピーやデザインの表現の傾向も踏まえ総合的に見て分析します。デザインをする際には、客観的な根拠が求められます。「なぜこの色を使うのか?」「なぜこのフォントを使うのか?」……と、主観ではなく、自分たちの成果や他社の広告事例も踏まえて俯瞰して分析し、具体的な根拠を見つけることをとても大切にしています。私たちが作るデザインは、全て考察と根拠に基づいているんです。

きれいにデザインすることができるデザイナーはたくさんいます。けれど、ナンバーが追求するデザイナー像は、感覚よりも強い根拠を持って成果を生み出せるデザイナーなんです。

考察の深さは、
表現の深さに直結する。

正直に言うと、考察を深め続けることはとても大変です。今は経験豊富な先輩とタッグを組んで、一つひとつのクリエイティブにおける制作意図やデザインの根拠を学びながら実践して経験を積んでいます。面白いことに、考察を深めれば深めるほど、表現もそれと比例するように深くなるんです。例えばフォントの選び方や文字の間隔、写真のアングルや人の表情の違いなど、さらにこまやかな表現手法に気がつくようになりました。最近は、街中を歩いていても、物を見るたびに「なぜこのデザインにしているんだろ?」と考察してしまう癖が身につきました(笑)。

数値では導き出せない、
ユーザーの深層心理も考察する。

パフォーマンス確度の高いクリエイティブは、示唆に富んだデータを基に制作されています。ナンバーで実感していることです。ただその一方で、データが全てではない、とも感じています。自社や競合の分析を入念に行った上で制作した広告でも、期待していたほど成果に繫がらないものがあったり、逆に全く予期せず想像を超えた成果に繫がることもあります。ですから、ユーザーの深層心理を発見することも、とても重要です。そのためには、定量的なデータのみにとどまらず、消費者ニーズや市場の動きを把握し、SNSでの商材に関するユーザーレビューやアンケートリサーチなど、生の声を分析します。ユーザー自身でも気がついていない深層心理を理解して、デザインやコピー表現に反映させていくんです。

その企業特有の
“らしさ”をスパイスに。

いいものを見て、吸収して、表現する。人の本音、深層心理を摑み、表現する。これらは私が美大生のときからずっと大切にしてきた考え方でした。それがそのまま今の仕事に繫がって活きていると感じています。今後挑戦していきたいことは、もっともっとクライアントの“らしさ”を色濃く表現していくこと。クライアントの人柄や、温度感、空気感を表現することは、企業のブランドを可視化する上で必要不可欠です。クライアントに内在する個性と融合して成果を創り出すクリエイティブコンサルタントになること。それが私の目標です。

他の社員を見る